春の雪

昼間、静岡まで繰り出して見てきましたよ。家族に何見に行くか言ったら、母くらいしか知らなかった。妹に至っては韓国映画?って。そりゃ、四月の雪だ(笑)
という訳で感想。
妻夫木君てば鬼畜!(ぇ)竹内結子きれい!きれいという言葉じゃ足りない凄み?があったような。
あまり二人が出たドラマとか映画を見てないのですが、こんな一面もあるんだなあと思いました。良かったです。はまり役だったのでは?
舞台が大正時代の上流社会だったので、ドレスとか着物とか小物とか、もーキレイで!画作りも美しかったです。しかし、顔のアップ多すぎない?効果的なところもあったけど、ちょっと気になったり。手前と奥の対比のさせ方とかは面白かったです。
話本編の感想してないですね(笑)
えーと、

  • すべては清様が餓鬼だった所為。
  • 約束は破る為にあるの?
  • 本多萌え!あと、山田もね。

の3本です。(ぇ
そもそも清様(清顕・きよあき=妻夫木)が、わがままで餓鬼だったおかげで皆振り回されました。ああ若いなー青いなーって感じでした。純粋すぎなんですけどね。
約束という約束もことごとく反故にされてた気がします。最初の手紙から。約束された事といえば、「(来世で)また逢うさ」って言う事くらいでしょうか。
上の2点は、そうでなくては話が成り立たないのですけど。(じゃぁ言うなよ)まぁ、そこが魅力で切なさ倍増の要素なんですが。障害があるほど燃えるといいますが、婚約したにも関わらず清顕と関係持つようになった聡子が色気が出てきて、でもどっか儚いというか揺らいだ感じがあって、やるせないなーと思ってみてました。「この世ではもうあの人とは、二度と逢いません」って、一番切ないセリフです。セリフで思い出したけど、「身体を交わした」ってすごくいいな、というかそういうものだよななんて思いました。日本人でよかったなぁなんて。
3つ目の本多と山田ですが。本多は清様のご学友で、餓鬼な清様を温かく見守る、人間の出来た人です。君のような友人がいたから、清様はいい人生送れたと思うよ!ホントいい人だ。本多君。で、山田は清様の家の執事です。目立たないんですけどね。最後にやって欲しい事(ベタですけど)したのでナイス!山田!ってなもんです。
なんか、清顕全然褒めてませんけど、最後良かったですよ。3部作らしいので、後が楽しみです。8年前の約束ってなんだ!?
BeMyLastがエンドロールで流れて、最高の締めだったかと。